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初めての加賀繍は花筏

初めての加賀繍は花筏でした。

花筏の作品の説明

筏・組紐・桜・紅葉・青楓・松葉・松竹梅瑞雲が描かれています。

使用した技法は

縫い切り(経・斜・緯・成)・割り繍・刺し繍・輪な付け・疋田掛け・網代掛け・駒取り繍

相良繍・まつい繍・しべ掛け・肉入れ・糸張り等々・・・

 

花筏

桜や菊などの折り枝を筏にのせた紋様です。

この花筏にさらに「筏」という文字をあしたっらものを「伊達筏」と称して江戸時代に好まれていました。

筏を用いた文様の他に、水面に散った花がひとかたまりになって流れていく様子を筏に見立てた風雅なものもあります。

 

桃山時代から江戸時代にかけて流行した意匠で、現代にも古典文様のひとつとして、留袖や訪問着、帯などに使われています。

こちらは銀通しの生地を使用しています。
掛袱紗にお仕立てしようか今だ考え中です。・・・

 

祝儀の席で進物に掛けて、または風呂敷のように使う掛け袱紗は、絹布を表裏二枚合わせ、または一枚物で、ふろしきより小さい方形に作ってあります。

塵除けの用を兼ねた美しい装飾品です。

仕立る時は1本の糸で継ぎ足すことなく仕立てるなど、しきたりに沿ったお仕立て方法があるそうです。

 

さりげなく豪華な塵除けとして、お部屋が華やかな雰囲気になりそうですね❤

季節ごとの掛け袱紗でのおもてなしも喜ばれそうです❤

 

過去の作品を見直していると、気に入らなくて何度もやり直したことやわくわくした感動を思い起こし、懐かしく感じます。

 

今だわくわく感は消えることなく、更に増している日本刺繍・加賀繍は素晴らしい伝統工芸だと思います。

 

今年はどれだけ進めるか楽しみです。