自分で出来る着物の髪型、和装に似合う髪型、和髪のヘアアレンジを集めてみました。
基本的には同じ方法で、自分で簡単に出来る髪型です。
同じ作り方の結い上げの髪型でも、小紋や紬など普段着の着物に似合うアレンジや、訪問着 付下げ 色無地などに似合うアレンジなど、着物に合わせた髪型にアレンジすることができます。
3つのポイントを変えることで、いろいろな着物の髪型のアレンジを楽しむことが出来ます。
- 髷(頭頂部)、鬢(両サイド)、タボ(後頭部)のボリュームの出し方
- 毛の流し方
- 毛先の処理の仕方
PICK UP
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着物の髪型 自分で簡単に出来る綺麗で時短テクニックの和装和髪ヘアアレンジ
小紋や紬など普段着の着物に似合う着物の髪型アレンジ 定番結い上げスタイル
使いやすい結い上げアレンジ
いちばん基本的な、自分で出来る和髪・着物簡単セルフヘアアレンジの結い上げアレンジのスタイルです。
普通に作って30分でこれくらいの仕上がりになります。
丁寧に作れば、毛の流れがより綺麗になります。
丸いシルエットの結い上げアレンジ
全体的に丸みをおびたヘアアレンジです。
丸いシルエットのためか、結い上げスタイルでもかわいらしいイメージになります。
着物の雰囲気の合わせて、シルエットや大きさを変化させると活用範囲が広がります。
日常に取り入れやすい小さめの結い上げアレンジ
すき毛、あんこ使いを少なめにしつつも、必要なボリュームや丸みを出したヘアアレンジです。
小紋や夏着物に良く似合います。
このように、すき毛、あんこのボリュームを控え目にしたヘアアレンジは、より手軽に出来るので、気軽な着物のお出かけに取り入れやすい髪型です。
様々なタイプの結い上げアレンジ スタイル
全体の大きさやシルエットの違いによって、印象が変わります。
訪問着 付下げ 色無地などに似合う着物の髪型アレンジ 結い上げスタイル
着物の重厚感に合わせて、着物の髪型もボリュームのある髪型にアレンジすると、より着物の装いが華やかになります。
着物の装いは、1髪型、2化粧、3着付けの順に大切です。
後頭部にボリュームを出したアレンジ
後頭部のボリュームを出すことで奥行感のある髪型になります。
鬢(両サイド)の毛の流れを上方向に向けると、若々しいスタイルになります。
こちらは、毛の流れが綺麗に仕上がったのでお気に入りのヘアアレンジです。
襟足のラインを出すのが難しいアレンジ
襟足のラインが他のスタイルとは違います。
このラインは結構好きなシルエットです。
秋や冬などの寒い季節にはヘアアレンジにもボリュームをもたせると、温かみのある装いになります。
結い上げの渦巻スタイル
襟足部分のボリュームを控え目にして、その代わりにトップの前髪や頭頂部の髷(まげ)部分の毛先を後頭部の低い位置まで下げました。
毛先の流れが低い位置になるので、少し落ち着いた印象になります。
前髪の生え際の立ち上がりをつけて頭頂部の髷(まげ)にボリュームを出すのが、私の拘り部分です。
こちらの「渦巻きスタイル結び」の結髪を参考にしてアレンジしてみました。
大正2年の婦人画報誌上で紹介された「渦巻き結び」です。
耳かくしスタイル
こちらは鬢(びん)、サイドの髪の流れを下方向に向けて、耳かくし風にアレンジしたスタイルになります。
襟足のたぼ部分も一度下方向に向けてから引き上げているので、テクニック的には少々難易度が上がります。
全体的に厚みがあり、丸みをおびたスタイルなので、秋から冬の季節に似合う、着物ヘアアレンジです。
変形タイプのアレンジ
通常は前髪、髷(頭頂部)の部分を最後に覆いかぶせるように後ろに流しますが、初めに前髪と頭頂部の部分をアレンジしています。
定番結い上げスタイル・・・タボ(後頭部)→鬢(両サイド)→髷(頭頂部)の順に作っていきます。
変形タイプのスタイル・・・髷(頭頂部)→鬢(両サイド)→タボ(後頭部)の順に作ります。
作り方が真逆です。
毛先にカールを付けて、左サイドに散らしてあるヘアアレンジです。
分かりにくいですが、毛先のカールのおかげで若々しいスタイルになります。
まとめ
すき毛を使った結い上げスタイルの和髪のヘアアレンジは、慣れないうちは時間がかかりますが、コツを掴めば簡単にアレンジすることが出来ます。
まずは、小さなすき毛を使った結い上げスタイルから始めてみると、やりやすいです。
着物ならではの結い上げスタイルで、普段とは違った着物の装いを楽しんでください。
着物の髪型の作り方、手順はこちらです。
着物の髪型30代40代50代が簡単に自分でできるミディアム~ロングの和装和髪ヘアアレンジ
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