着物や帯のカビ取りクリーニング カビの臭い取りや応急処置 原因や予防方法  

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着物のカビ取り、予防の梅雨の季節

着物や帯にカビを発生させてしまうと、専門家によるカビ取りクリーニングや臭い取り、シミ取り、染め直し、生地の交換などが必要になります。

またカビ菌は、人体の健康にも悪影響を与える存在です。

とりあえずの応急処置やカビの原因、予防方法を知ることで、着物や帯のクリーニングに無駄な費用をかけることが避けられます。

特別に難しいことはありません。

少し心掛けるだけで、着物を綺麗に長く楽しむことが出来ます。

着物のカビ取り 自分で出来るカビ予防方法 着物のカビの原因

着物のカビ取り 原因、予防、クリーニング

着物のカビの予防方法

汗や食べこぼしなどの汚れがカビ菌の栄養分になります。

衣替えやしばらく着る予定のない時は、クリーニングで着物や帯を綺麗にして収納することが大切です。

虫干しや着物の収納部屋、箪笥の中の風通しを良くして、湿気がこもらないように気を付けましょう。

  • 温度・・・25℃以下に室温を下げる
  • 湿度・・・60%以下に下げる
  • 栄養分・・・こまめに掃除を行う

着物のカビの原因

酸素、温度、湿度、栄養分の4つの条件が揃うことで、カビは繁殖します。

4つの中の1つでもない状態では、カビは発生しません。

酸素のない状態は考えられないということと、20℃から30℃の温度の2点から、カビの発生には湿度と栄養分に注意することが大切です。

湿度が高くなる5月末から6月頃の梅雨の季節が、最もカビが発生しやすい時期になります。

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着物のカビ取りクリーニングとカビ臭い時の応急処置

着物のカビ取り 原因、予防、クリーニング

カビの色で着物や帯のカビの進行度が分かる

着物に発生したカビは、時間の経過とともに「白→黄→黒」の順に色が変化していきます。

白カビ】

白色のふわふわとした綿ホコリのような物が着物や帯の表面についていたら、それは白カビです。

カビを押し込まないように周辺を指先で払うと簡単に取れます。

指先で払いのけても生地が白くなっている場合は、カビが繊維の中に入り込んでいる状態です。

このような場合は自分で処理するのは難しいので、専門家の相談することをおすすめします。

【黄カビ】

表面に付着している感じではなく、繊維に汚れが定着して変色した状態になります。

黄カビは、洗い張りやシミ取りなどの処理を行わないと綺麗になりません。

【黒カビ】

黒カビにまで進行してしまうと、かなり重症です。

着物の胴裏が黒色に変化している場合がありますが、そのような場合は、生地自体も繊維が弱くなっているので染め替えを行うこともできません。

帯の裏生地も同様で、新しい生地に取り換える必要があります。

着物にカビが生えやすい場所

【汗が吸収されやすい場所】

  • 着物の裏側、胴裏
  • 脇、腰、背中
  • 膝の裏

【食べ物などの汚れが付きやすい場所】

  • 膝上

自分でできる応急処置

  • 着物の表面の白カビを取り除く
  • 他の部分 他の着物へのカビ移りを防止する
  • すべての着物・和装小物を虫干しする
  • たとう紙を交換する
  • 着物のカビの臭いを取る

着物や帯のカビ取りクリーニング

ドライクリーニングだけでは、着物や帯のカビや臭いを綺麗にすることはできません。

着物や帯のカビに対しては、カビ取り専用の有機溶剤が使われます。

黄カビや黒カビに進行した場合は、洗い張りやシミ取りが必要になります。

着物の胴裏裏や帯裏のシミや黒変がひどい場合は、繊維の劣化のため再利用することが難しいので、新しい生地に交換する必要があります。

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帯のカビ取りクリーニング 帯のカビが生えやすい部分と原因

袋帯のたたみ方 屏風だたみ

帯のカビ取りクリーニング

袋帯(ふくろおび)・名古屋帯(なごやおび)等の「帯」がカビ臭い場合、クリーニングの「カビ取り」ではニオイが取れない場合があります。

  • 帯芯の交換
  • 裏地の染み抜きや交換
  • 表地の染み抜き、補色

帯のカビが生えやすい部分

  • 帯の1巻き目
  • 帯枕を当てる場所
  • 帯芯からカビが発生しやすい

帯のカビが生えやすい原因

現代の帯の仕立てには薄いタイプの帯芯が使われているものが多いですが、昔の帯には厚手の帯芯が使われているものをよく見かけます。

帯芯が厚い場合は、湿気が溜まりやすく乾燥しにくいのでカビが生えやすくなります。

着物の陰干しに比べて、帯の陰干しは忘れがちです。

着物と同じように帯の陰干しも定期的に行う必要があります。

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着物や帯のカビの臭いの原因 臭いを感じる仕組みを知るとギョっとしちゃう!

着物や帯のカビの原因・カビの胞子

カビの臭いの原因

カビの臭いの原因はカビ自体の臭いではなく、カビ菌が増殖したことで発生する細菌によるものです。

カビの臭いは細菌によるものからだけでなく、様々な化合物の組み合わせによって構成されます。

着物のカビは独特な臭いがしますが、収納時に使われる香袋の香りも影響していると考えられます。

臭いを感じる仕組み、メカニズム

臭いの物質が粘膜から体の中に取り込まれることで、嗅神経→嗅球→脳(大脳辺縁系)への伝達が行われ、臭いを感じています。

ということは、着物や帯のカビ臭い匂いの微粒子を体の中に取り込んでいることになります。

数多くのカビの胞子を体内に取り入れることが、感染症やアレルギーなどを引き起こす原因になるの注意が必要です。

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着物や帯のカビ取りクリーニングのまとめ

高温多湿な日本では、着物や帯のカビ対策を行うことは大切なことです。

カビ菌が繁殖してしまうと、きちんと処置しないとどんどん広がってしまいます。

特別難しいことをする必要はなく、生活の中で習慣として湿気対策や風を通すことを心掛けることで、カビの発生を抑えることが出来ます。

カビ発生の早い段階での適切な処置、カビ予防を心掛けて、着物を楽しみましょう。

 

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着物や帯などの絹織物を箪笥の中に長い間入れておくと、湿気によるカビの発生、汚れや汗による変色により、着物や帯にダメージを与えます。収納する前に行うクリーニングやきものをたたむなどのお手入れが大切です。今回は、基本的な着物のクリーニングや着物や帯、長襦袢、羽織、コート、その他の着物の小物(帯締め、帯揚げ、腰紐)のたたみ方などのお手入れについてご紹介します。

自分で出来る着物のお手入れ方法や専門店のクリーニングの利用方法をしることで、着物や帯を綺麗な状態で長く楽しむことが出来ます。

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