夏の着物、もう暑さを我慢しない。麻の長襦袢で、上質な涼しさを纏う夏を提案します。
特に40代からの着物スタイルに、麻の長襦袢のさらりとした肌触りが夏の着物の装いを格上げします。
以前は110番手の麻の長襦袢も比較的購入しやすい価格で販売されていましたが、最近では110番手の製品がみられなくなり、80番手×100番手と少しずつ糸が変化しています。
「汗ばむ季節も、心ゆくまで着物を楽しむ」
麻の長襦袢が叶える、驚きの通気性と軽やかさをお試しください。
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麻の襦袢が1番涼しい 夏着物の暑さ対策に絶対欲しい麻襦袢
「絶対に欲しい!」と「本当に買ってよかった」と思うには訳があります。
- 優れた吸湿性
- 抜群の速乾性
- 高い通気性
- ひんやりとした肌触り(接触冷感)
- シャリ感のある風合い
- 抗菌・防臭効果
- 耐久性
- 清涼感のある見た目
- 蒸れにくい
- 肌への刺激が少ない
- 適度な重みと落ち感
これらを知ることで、麻襦袢の快適さが分かります。
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麻の襦袢の番手の基本 よく使われる番手は?
麻襦袢に使われている番手には80番手から140番手があります。一般的な標準の番手は80番手が使われています。
肌の敏感な方には80番手は刺激になる場合があるので、100番手以上の細い上質な麻襦袢をお試しください。
100番手でも十分な上質さを感じることが出来るかもしれませんが、さらに極上の120番手や貴重な140番手の麻襦袢もあります。
80番手、100番手ではカラフルな麻襦袢もあるので、夏の着物をおしゃれに楽しみましょう。
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麻の長襦袢を選ぶ際のポイント
麻の長襦袢にはメリット、デメリットがそれぞれありますが、夏の着物、特に暑がり汗かきの方にはメリットを感じることが多くあると思います。
お悩みの方やまだ使ったことのない方は一度チャレンジしていただければと思います。
麻の長襦袢を選ぶ際は、ご自身の着用シーンや求める涼しさ、肌触り、お手入れのしやすさなどを考慮して、最適な番手の麻の長襦袢を選んでみてくださいね。
デメリットがあっても、きちんと対策を知っていれば、麻の長襦袢の快適さを存分に感じることができます。
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麻の長襦袢 自宅でのお手入れ 自分でできる具体的な方法
- 手洗い
- 洗濯機洗い
- アイロンの有無
- 着物用ハンガーがない場合
- 干す時の注意点
着物初心者の方でも自宅で手軽に実践できるものばかりです。
麻の長襦袢を長くきれいに保つためには、日頃のお手入れが非常に重要です。
麻の長襦袢は自宅でお手入れしやすい素材なので、ぜひご自身で洗って、大切に長く着ていただけたら嬉しいです。
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麻の長襦袢の仕立て方 身丈や裄の寸法 失敗しないポイント注意点
麻の長襦袢の仕立てにおいて、水通しは「仕立て上がりの寸法を安定させ、長く快適に着用するために非常に重要な工程」です。寸法では「身丈との裄(肩幅+袖幅)の寸法」が重要です。
特に透け感の強い着物の場合は注意が必要です。居敷当てを付けていないと長襦袢の身丈が短いと目立ちますし、袖口の寸法も意外と目につきます。
補正の具合など考慮して、実際の着用時の状態で寸法を確認することをお試しください。
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透ける夏の着物 衣紋抜き「付ける」「付けない」どっち?
衣紋抜きを付ける場合、透ける夏の着物の長襦袢には「共布や同色の衣紋抜きを使用する」のが最も安心できる方法です。
これにより、衣紋の安定と美しい後ろ姿を両立させることができます。また衣紋が抜けていれば風の通りも感じられ涼しさに繋がります。
また、透ける素材の着物をきっかけに、衣紋抜きを使用しない着付けを習得するのも一つの方法です。
ご自身の着付けの習熟度や、着物の透け具合、着姿の好みによって最適な方法を選んでみてください。
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染の麻の長襦袢 失敗しない色の選び方や合わせ方
染の麻の長襦袢は、夏の着物のおしゃれの幅を広げてくれます。
おしゃれに、そして涼やかに楽しむためのアイテムとして人気がある染の麻襦袢ですが、色の選び方にはいくつかのポイントがあります。
- 麻襦袢の色の出方
- 着物の透け感の活かし方や抑え方
- 透ける着物とのコーディネート
番手による色の見え方の違い、透け感の活かし方や抑え方など、色々と試しながらご自身のスタイルに合う一枚を見つけてください。
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麻の長襦袢 購入時の注意点や失敗しないポイント
実際に商品を手に取って、肌触りや色を確認するのが、一番失敗しない方法です。
しかし、オンラインショップでのネット購入は気軽に購入できることや、同じ商品でもお得に購入できる魅力があります。
ネット購入では、商品の表示内容をしっかりと確認することはもちろん、口コミの内容やショップ全体の対応を確認することをお試しください。
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夏用長襦袢は洗える長襦袢がおすすめ 二部式 麻 爽竹 海島綿 王上布の長襦袢
温暖化の影響などにより、着物にも体感温度を重視した着物選びがあたり前になってきいます。
おすすめの夏用長襦袢
- 麻や紬には本麻上布120番手、140番手が最高ですが、価格が現実的でない場合があります。標準の80番手で肌に痒みが感じる場合は100番手をお試しください。
- 正絹には「浅見」未来襦袢「王上布」をお試しください。
夏の襦袢にも様々な素材があるので、納得のいくお気に入りの1枚が見つかると良いですね。
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まとめ
猛暑での夏着物で諦めていませんか?
麻の長襦袢があれば、肌に触れた時の爽やかさ、通気性の良さ、汗をかいてもベタつきが軽減され、さらりとした着心地が続きます。
「暑さで着物を着るのがおっくうになる」を我慢しない、新しい夏の着物スタイルを始めましょう。
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夏の着物の汗対策に役立ちます。