着物の収納前にやっておきたい着物クリーニングやたたみ方 お手入れの基本

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着物のクリーニング 洗い張りの様子

着物や帯を箪笥の中に入れたままになっていませんか?

着物や帯などの絹織物を箪笥の中に長い間入れたままにしておくと、湿気によるカビの発生、汚れや汗による変色により、着物や帯にダメージを与えてしまいます。

虫干しをして定期的に空気に触れさせることが大切ですが、収納する前に行うクリーニングや綺麗にきものをたたむことが大切になります。

今回は、基本的な着物のクリーニングや着物や帯、長襦袢、羽織、コート、その他の着物の小物(帯締め、帯揚げ、腰紐)のたたみ方についてご紹介します。

着物クリーニングの値段の相場 お店選び

着物のクリーニング 洗い張りの様子

着物クリーニングの役目

着物を収納する前に欠かせないのが着物クリーニングです。

汚れや汗が残った状態で保管してしまうと、シミやカビ、変色の原因になり、メンテナンスの料金もさらにかかってしまいます。

必要なメンテナンスを行うことで、大切な着物や帯を綺麗な状態で長い間着られるようにできます。

種類別、着物クリーニングの相場

6つの種類の着物クリーニングの相場があります。

  • 着物クリーニング 丸洗い・京洗いの値段の相場
  • 子供の着物クリーニングの値段の相場
  • 汗取り料金の相場
  • 染み抜き料金の相場
  • カビ取り料金の相場
  • クリーニング後の加工料金の相場

着物クリーニングには3タイプのお店があります。

  • 呉服店
  • 着物専門店
  • 宅配洋服店

着物のクリーニングはお店によって値段に違いがあります。

お店のタイプにも違いがあるので、着物への思い入れや種類、用途によって使い分けることもできます。

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着物クリーニングの頻度や時期 実際の意見

着物の洗い張りの様子

クリーニングの頻度や時期も大切

着物のクリーニングは着物を綺麗にするためといっても、着用毎にに出せばいいということでもありません。

着物のクリーニングは頻繁に行うと、着物の生地を傷めてしまうことがあるので、そのくらいの頻度で行えばいいのか疑問になります。

着物の達人の意見

参考になる2タイプの意見があります。

  • 着物のプロ、着物の専門家
  • 着物愛好家

専門家の意見は、学ぶことが多く勉強になります。

着物を日常的に着用している愛好家の意見は、リアルで現実的な意見が多いです。

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着物の汗抜きのお手入れ方法

生成り無地芭蕉布の着物に芭蕉布の絣の名古屋帯のコーディネート

丸洗いでは汗の汚れが落ちない事実

意外と知られていないようですが、着物に染み込んだ汗は、丸洗いの方法では綺麗にすることが出来ません。

丸洗いだけでは、汗の成分が残っているので、黄ばみなどの黄変の原因になります。

汗による変化はすぐには分かりませんが、後になって黄ばみなどで気づきます。

汗に汚れを落とす方法

汗を落とす方法は2タイプがあります。

  • 自分でする汗抜きのお手入れ
  • 呉服店、着物専門店、悉皆屋でのプロによる汗抜きのお手入れ

シーズンの終わりには、欠かせないお手入れ方法です。

着物の素材により、自分でのお手入れやプロによるお手入れをおすすめします。

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着物の汗抜きのお手入れ方法 汗は丸洗いでは綺麗になりません

着物、帯、長襦袢、きものまわりのたたみ方

着物のたたみ方 本だたみ

着物や帯のたたみ方は、着物のお手入れの基本

着物を着た後には、着物をたたむことが必要です。

着物のたたみ方は、縫い線や折れ線に合わせてたためば良いので、思った以上に簡単にたたむことが出来ます。

基本のたたみ方を覚えると、綺麗に収納することが出来ます。

着物や帯のたたみ方の種類

着物、帯、羽織、長襦袢、帯締め、帯揚げ、腰紐など、たたみ方をご紹介します。

  • 着物のたたみ方
  • 振袖のたたみ方
  • 留袖などのたたみ方
  • 長襦袢のたたみ方
  • 振袖の長襦袢のたたみ方
  • 羽織のたたみ方
  • 袋帯のたたみ方
  • 名古屋帯のたたみ方
  • 帯締めの収納の仕方 房を綺麗に保つ結び方
  • 帯揚げのたたみ方
  • 下着のたたみ方
  • 腰紐の5角形のたたみ方

種類は沢山ありますが、基本的な着物、帯のたたみ方が分かれば、全て簡単にたたむことが出来ます。

綺麗にたたむと、着物や帯が長持ちします。

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着物のお手入れ方法 自分で行う基本ケア

着用後に自分で行うお手入れに使う道具 着物ブラシ、衿ブラシ、リグノイン、タオル、ガーゼなど

日々のお手入れが大切

着物のお手入れの基本になるのが、着用毎に行う日々のお手入れです。

日々のお手入れを行うことで、目には見えない着物の汚れを落とすことができ、着物の薄汚れの予防にも役立ちます。

短時間のお手入れ方法は、気軽に習慣にすることができます。

自分で行う着物のお手入れ方法

自分で行うお手入れ方法をご紹介します。

  • 着物や帯を干す方法
  • 着物や帯についた埃をとる方法
  • 着物や帯に汚れがないかチェックする
  • 自分で着物や帯の汚れを取る方法・応急処置
  • 長襦袢を干してほこりを取り除く方法
  • 長襦袢の汗取り方法
  • ベンジンを使った汚れ落とし
  • 帯締め、帯揚げ、腰紐のお手入れ方法
  • 半襟のお手入れ方法
  • 足袋のお手入れ方法
  • 草履のお手入れ方法

自分で簡単にお手入れできる方法なので、日々のこまめなお手入れにお役立てください。

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着物の虫干しの時期季節 基本の仕方や簡単気軽に出来る7つの方法

大島紬の訪問着、単衣仕立て

虫干しとは

虫干しは、着物や帯の湿気を取り除き、害虫を除去し、シミの点検をする目的で、古くからおこなわれてきました。

着物に風を通し、適度な力を加えることで着物長持ちさせることができます。

日常着として着物が着られていた時代では、年に3回虫干しを行っていました。

7、8月に行われる夏の土用の時期に行われていた虫干しを土用干し(どようぼし)といい、昔から年間行事として行われていました。

虫干しの時期、季節

  • 土用干し・・・7月下旬から8月頃
  • 虫干し・・・10月下旬から11月頃
  • 寒干し・・・1月下旬から2月頃

虫干しを行う日、時間、場所

  • 晴れた日の翌日、または2日以上晴れが続いた翌日に行う。
  • 10時から15時の間に、1、2時間干すくらいの短時間で行う。
  • 直射日光や西日の当たらない風通しの良い場所で行う。

虫干しの仕方、方法

  • 着物を吊るす
  • たとう紙のお手入れを行う
  • 箪笥のお手入れを行う
  • ブラッシングを行う
  • シミやカビがないか確認する
  • 着物をたたむ
  • 箪笥に納める

簡単気軽な虫干しの仕方、方法

  • 1年に1度虫干しをする
  • 衣替えの前に虫干しをする
  • 1日に引き出しを1段づつ虫干しをする
  • フォーマルな着物だけ虫干しをする
  • たとう紙の状態のまま、風を通す
  • 箪笥の引き出しを開けるだけ
  • エアコンや除湿機を活用する

 

よく着物を着る人ほど、着物のトラブルは少ないです。

時間のある時に少しずつ出来る範囲で行うだけでも、大切な着物や帯を長く綺麗な状態で所持、使うことができます。

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まとめ

最近では着物を着る機会が少なくなっていますが、日本の着物文化が無くなることはありません。

お宮参り、七五三、入学式、卒業式、結婚式など、年に1度しか着ることがないかもしれませんが、着用後に適切なお手入れをすることはとても大切なことです。

必要以上に費用をかけることなく、また自分で出来るお手入れを取り入れて、着物を綺麗に長持ちさせましょう。

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