奈良宗久先生に学ぶ「伝統工芸」「おもてなしの心」とは?

奈良宗久先生に学ぶ「伝統工芸」「おもてなしの心」とは?

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いしかわ伝統工芸フェア2018で奈良宗久先生のトークショーを聞きました。

トークショーの内容は、「伝統工芸」について工芸王国の金沢のことや、「道の世界への取り組み」「おもてなしの心」など、茶道を通してのお話でした。

日々の生活を送るにあたって、また、刺繍制作に取り組むにあたって、参考になるお話を聞くことができました。

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伝統工芸

工芸王国・金沢の茶の湯の歴史

戦国時代の武士のたしなみであった茶の湯の文化を、初代前田利家は豊臣秀吉とともに千利休に学び、加賀藩の茶道の文化が始まりました。

3代藩主利常が裏千家の茶人を文化顧問として招き、茶の湯の指導や茶道具を通して美術工芸の育成に力を入れ、加賀藩前田家の手厚い保護の下で工芸の技が育まれました。

茶道ではたくさんの種類の道具が使われますが、手前ですべて揃う、金沢(石川県)ですべて揃うということは、実は珍しいことなのだそうです。

金沢工芸・小窓コレクション「百工の間」でも、ご紹介しましたが、金沢には伝統工芸品が32品目もあります。

現代でも金沢では数多くの伝統工芸が受けつがれていますが、伝統工芸を絶やすことのない取り組みは、素晴らしいと思います。

街にしっとりと似合う、歴史の中で現代を生きているのが金沢なのだそうです。

なんだか、かっこいいですね。

さすが、加賀百万石です。

日常における伝統工芸品

工芸品は見るだけでなく実際に自分の物として手に持って楽しむことが大切、部屋の大きさ、空間、雰囲気にあった物選び、それぞれの品が調和する物選びが大切だといわれていました。

使ってみて初めて感じる素晴らしさというものがあると思うので、納得のご意見です。

伝統の継承

伝承を継承するにあたってはこのようなことが大切だといわれていました。

・同じ古い型を重ねる+その時代を加味して組み込んでいくことで、改革していくことが大切

・時代を切り開く気持ちがないと、文化を継承していけない

・出るだけでなく、1歩引くことの大切さ

・しのぎ合う姿勢な大切

「道」の世界

・道の世界は、イベントではなく続けることが大切。

・死んでからも修行

死ぬまで修行とはよく聞きますが、「死んでからも修行」とは道の世界は奥深いです。

ひとつの道を見つけられる心が必要なのかもしれません。

いろんなことに興味を持つのは大切なことですが、何かひとつを極めることができたら素晴らしいですね。

おもてなしの心

よく「おもてなし」という言葉を使いますが、相手に対して「おもてなし」という言葉を使うのは本当の「おもてなし」とは異なるといわれました。

「おもてなし」とは相手を思いやるが大切。

言葉ではなくを表すのが大切だといわれていました。

「相手を思い準備をする、手間を省かずに準備をする」が大切なのだそうです。

お着物を準備するときも、自分が何を着たいかではなく、立場や場に合った装いを考えますがそれも、おもてなしの心に近いものがあると感じました。

手間を惜しまず作品に取り込むことも、おもてなしの心のひとつかな?なんて思いました。

終わりに

・・・あとは実行に移さないと・・・

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